2010年3月15日号(第618号)

すべての労働者の雇用と生活の安定を

連合京都2010春闘総決起集会 3月5日

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連合京都は3月5日、「2010春季生活闘争・京都府知事選勝利総決起集会」を円山野外音楽堂で開催。参加の組合員2,700人、うち自治労は200人が結集した。

細田一三会長はあいさつで「非常に厳しい春闘。非正規労働者を含む、すべての働く者のたたかい。定期昇給の確保や最低賃金引き上げのため、取り組みをお願いしたい」と述べ、さらに4月11日の知事選挙について、山田知事の3選に向け全力でたたかうことを呼びかけた。

続いて、山田啓二府知事が知事選への決意と連合組合員の支援を求めた後、賃金カーブの確保や非正規労働者を含むすべての労働者の賃金・労働条件の改善を求める集会アピールを採択。構成組織のみならず、すべての働く者とその家族の幸せの実現に向けた決意を訴えた。集会後、参加者は京都市役所前までデモ行進を実施。力強くシュプレヒコールを行った。

公務員連絡会中央行動

また、3月12日には東京・社会文化会館で公務員連絡会による春闘中央行動が開かれ、中央集会のあと、人事院交渉の支援行動に800人が参加した。
集会では、主催者を代表して棚村議長が「公共サービスキャンペーンや、労働基本権回復に向けた取組みなど、公務をめぐる課題は山積している、団結を強め取り組みを」とあいさつ。この日行われた総務省、人事院の各局長との交渉では、人勧制度を守り、民間賃金を反映した給与改善を行うことなどを求めたが、取り巻く情勢の厳しさを反映して総務省、人事院から、要求を満たす明確な見解は示されなかった。公務員連絡会では23日の総務大臣、人事院総裁回答に向け、詰めの交渉に入ることを確認した。

国際女性デーでWLBなど訴え

連合京都女性委員会 3月20日

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連合京都女性委員会は3月8日、国際女性デー街頭行動を実施。男女平等やワーク・ライフ・バランスの実現を市民にアピールした。

国際女性デーは、アメリカの女性労働者が賃金・労働条件向上を求めデモを行ったことなどをきっかけに、世界の女性がパンとバラをシンボルに、地位向上を求め連帯する日となった。

行動は四条河原町で午後6時30分から開始、佐野女性委員長と小原舞衆議院議員をはじめとする府内女性議員が訴え、女性委員ら50人がマスク3,000枚とビラを配布した。

京都自治研レポート募集中

優秀レポートは愛知自治研ご招待

府本部は、自治研活動の活性化をめざす「10京都自治研集会」を7月30日にメルパルク京都で開催する。テーマは「現場力」を生かした職場からの公共サービスの再生・改革(仮称)としている。自治研レポートは1単組、1レポート以上の募集とし、日頃の組合活動や仕事の中から、テーマ別に特色のあるレポートを期待する。集会では優秀レポートを決定し、11月の自治研全国集会(愛知自治研)へ招待する。募集要項は次の通り。

▼テーマ
自由(環境、福祉、地域活性化、人権など、自治研活動の趣旨に沿うもの)

▼字数
おおむね3000〜4000字を目途(集会での口頭報告を前提とした箇条書き可)ページサイズはA4、1ページ40字×40行。資料は一ページにつき約1500字としてカウントし、写真類・文字と合わせて10000字以内とすること。

▼提出方法
必ず紙ベースの原稿とデータでの原稿の両方を提出。紙ベースは郵送またはFAX。データはメールまたはCDにて送付のこと。

▼提出期限
1.応募予定報告3月31日、2.レポート提出…6月18日期限

▼提出先
府本部(担当・徳山)

組織拡大について意見交換

地連アクション21、京都で開催 2月28日〜3月1日

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近畿地連組織拡大アクション21の集会が、2月28日〜3月1日にエルイン京都で開催された。今回の集会の特徴は、参加者37名中、臨時・非常勤職員の参加が15名あったことだ。全国的な臨時・非常勤職員の処遇改善の動きを反映し活発な集会となった。

中央本部の密田総合公共民間局組織拡大局長から提起を受けた後、「各県本部の取り組み状況と産別建設センターの状況報告」、「臨時・非常勤職員組織化の現状とこれからの活動について」の2つの分科会で報告や提起が始まった。

分科会の報告では時間が足りず、夜の交流会まで引き続き意見交換と議論が続いた。地連組織拡大アクション委員長である大槻兵庫県本部委員長も最後まで参加し、本集会の意向を地連委員長会議へ伝えていただくこととなった。

また、近畿では大阪と兵庫県本部にすでに臨時・非常勤職員の協議会が設置されており、未設置の県本部には強い期待が寄せられた。同様に、産別建設センターは、大阪・兵庫・滋賀県本部が設置しており、京都府本部も四月から産別建設センターを開設するので、近畿が連帯して組織強化・拡大に取り組むことを確認した。

自治労情宣セミナーに参加

うまい写真はカメラ機能の把握から

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2月28日から2日間、東京・有明で開催された自治労情報宣伝セミナーに参加した。このセミナーは県本部や単組・支部の機関紙などの宣伝技術の研修として毎年開かれている。参加者は208人。京都からは4単組8人が参加した。

全体集会のあと、9つの分科会に分かれ、それぞれ記事の書き方やレイアウトなど機関紙の作り方について学び、私は「デジタル写真講座」を受講した。

講師からは、まずカメラの操作方法を確実に覚えることの大切さを学んだ。カメラの設定のどこを変えれば、どのように撮れるのかがわかれば、撮ろうとする写真に意図が反映され、「うまい」写真となるらしい。

あとは、ファインダーやデジカメの画面の四隅をよく見てシャッターを押すことで、いらないものを写さない。撮りたいもの以外をどうスッキリさせるか考えて撮ることが必要だと教えていただいた。

今回学んだことを今後の撮影に活かし機関紙編集に役立てたい。

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