府本部は6月10日、2月に山田府知事へ提出した春季生活闘争にかかる要求書について府自治振興課交渉を実施した。参加者は府が西村課長他3人、府本部からは単組代表者を含め12人が参加した。
交渉冒頭に橋元府本部委員長が「増大する臨職・非常勤職員の処遇改善が喫緊の問題となっているので、適切な対応を強く要求する」と発言し、要求事項についての回答を求めた。
西村課長の回答要旨は次のとおり。
交渉団はこの回答を踏まえて追及を行い、知事が積極的な雇用創出と内需拡大に向けた政策を推進するよう知事与党団体として訴え終了した。
自治労本部の徳永秀昭中央執行委員長が6月3日、京都府本部を訪問。組織内議員と面談した後、山田啓二府知事、門川大作京都市長を表敬訪問し、地方自治や公務員制度改革などについて意見交換を行った。
また単組代表者会議では、参議院選挙の状況報告と、「えさきたかし」の支援拡大について各単組に檄を飛ばした。
徳永委員長は「鳩山首相、小沢幹事長が辞任を表明し、民主党の支持率は回復傾向にあるが、現段階で比例区の「えさきたかし」は非常に厳しい。民主党中心の政権内で自治労の影響力を強め、公務員制度改革による公共サービス労働者の賃金労働条件の確保や地域主権の確立などの重要課題に積極的に意見反映を行うためには「えさきたかし」の勝利が必要だ。自治労運動の命運をかけて取り組まないといけない」と、各単組からの圧倒的な支持を訴えた。
府本部は、第1回消防組織化対策委員会を6月3日、京都市中京区のこどもみらい館で開いた。参加者は7単組1消防協19人。
消防職員の団結権の付与については、総務省の「消防職員の団結権の在り方に関する検討会」で議論が進行している。自治労は団結権獲得を前提に全国15万人の消防職員の組織化に向け取り組みを進めている。
対策委員会では京都府内での組織化の方針や体制づくりについて確認。また、京田辺市消防協からは、厳しい勤務実態や全消協の活動について報告を受けた。
府本部は今後も対策委員会を設置し、各自治体単組と連携した取り組みをすすめる。
府本部は5月29日、京都国際ホテルにて2010新入組合員歓迎集会を開催、新入組合員ら68名が参加した。
はじめに、橋元信一執行委員長が「いつか自治労に加入してよかったと思う時が必ず来る」と主催者を代表して挨拶。次に、谷口富士夫書記長が労働組合の役割について説明、「集団の意見や協定には力がある。仲間を増やすことで職場の環境がよくなり、ひいては仲間を助けることにもつながる」と団結することの重要性を訴えた。
続いて、株式会社ウィズネス講師が「仕事に役立つビジネスマナー」を講演。新規採用の組合員は、職場で2ヵ月間かけて身につけた知識と経験をもとに真剣に取り組んだ。特に、実践演習では、挨拶や敬語表現を中心に公務員として必要なスキルの修得を目指していた。
第2部は交流会。青年部が企画したゲームなどが行われ、参加者同士の交流で大いに盛りあがった。参加した新入組合員からは、「まだわからないことも多いが、これから活動に参加していきたい」といった声も聞かれた。
府本部は、スポーツ大会の一環としてのフットサル大会を、6月5日に八幡市民体育館で開いた。
大会は前年度優勝の城陽市職チームなど7単組から10チームがエントリー。A、B2つのブロックに分かれてリーグ戦を行い、各リーグの1位・2位チームで決勝トーナメントを行った。
2回目の大会ということもあってか、各チーム精鋭ぞろいで、速いパス回しや強烈なシュートが随所に見られた。京都市職建設支部のチームでは女性の参加者が1試合で4ゴールを決め、特別ルールの適用で12得点をあげ場内を沸かせた。
決勝は、予選リーグAブロックを全勝で通過した自治労城陽市職と、Bブロックで1位通過の木津川市職が対決。3対0で木津川市職チームが決勝を制した。藤本監督は「去年のリベンジを果たすことができた」と笑顔で語った。
これからの組合を担う青年層の参加が多く、新しい仲間との出会いもあり、大いに盛り上がる大会となった。(結果は別表)