2017年8月1・15日号(第757号)

なくてはならない存在 労働組合とそのリーダー

 

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府本部は7月21日、2017年度リーダーズセミナーをキャンパスプラザ京都で開催した。このセミナーは各単組の人材育成を目的とし隔年で行っている。
単組代表者、経験3年未満の単組役員や青年部、女性部から12単組39人(うち女性10人)が参加した。

全体会では自治労本部の石上総合政治政策局長を講師に迎え「労働者と政治の関わり」と題した講演を受けた。

石上局長は、「総務省や厚労省が自治労と大きく関わってきているのは、自治労が国会議員を選出していること。また、全国の現場の情報があり、厚労省は自分たちが作った法律が現場で国民のためになっているのかを知りたがっている」と述べた。

次に笑工房・桂福車さんによる「21世紀は組合だ」と題した大阪を舞台とした落語が行われた。未来の職業斡旋をテーマとしたもので笑いとともに労働組合の大切さを知ることができた。

分科会Aでは、この国の未来を憲法で学ぶをテーマに、映画「不思議なクニの憲法」を鑑賞した後、京都総合法律事務所の伊山正和弁護士を講師に憲法を学んだ。伊山さんは憲法の三本柱を解説「憲法前文」と憲法の本文のどこに「国民主権」がさだめられているのか説明をした。

分科会Bは、思いを伝える技術をテーマにTEDxKyotoスピーカーコーチのよねざわゆかりさんを講師に迎えた。伝わるプレゼンテーションのポイントは、@なぜこれを伝えたいのかAひとことで言うと何か(シンプルメッセージ)Bあなたの言葉で伝えるCあなたと共にある人は?(共感)Dメッセージに力(数字・キーワード)を加える。

さらに、よねざわさんは「常に相手がいることを忘れない。自分の世界だけでなく投げかけも必要。自分が納得していることでなければ伝わらない。とにかく練習すること」と強調した。

グループワークでは三人一組で一分間スピーチを行い、話の内容、雰囲気、表情、態度などについて意見や感想をもらい再構成する。
最後に全員の前でプレゼン。講師からのコメントを受け、聴者からも意見や感想をメモで受け取る。

参加者からは「伝えたいことをシンプルにすることが難しかった」「話の組み立て方が参考になった」「今後の活動に役立つと思う」などの感想があった。

自治労共済の優位性を伝えたい

 

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全労済自治労共済本部京都府支部は、7月19日府本部会議室で第5回単組代表者会議を開催した。

2016年度事業報告と2017年度事業計画、活動計画などが確認された。

事業報告では府本部主催の第1回共済集会で外部ファイナンシャルプランナーによる学習会の開催など、これまでの活動に加えたあらたな取り組みの実施が報告された。

また、団体生命共済の制度改定の組織討議の状況も報告が行われた。次に2017年度の事業計画・活動計画の提案では団体生命共済の加入拡大に向けたスポット募集、マイカー共済の見積もりキャンペーンの実施など当面の取り組みが提案された。さらに、決算報告、予算説明が行われ全付議事項が承認された。出席者からマイカー共済加入拡大をめざして、単組として取り組むにあたって優位性をもっとわかりやすく発信してほしいなど、積極的な意見要望も出された。共済本部支援県本部を抱える府本部としてもさらなる自主福祉活動が求められている。

マネープランの基礎を知る

府本部女性部 七夕交流会

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府本部女性部は7月2日、ホテルセントノーム京都で第28回七夕交流会を開催した。8単組から27名が参加した。

はじめに草川女性部長は「色んな経験をするなか、職場でなにができるか、何を後輩のためできるか考えるようになった。働きやすい環境を皆さんとつくっていきたい」とあいさつを述べた。

次にファイナンシャルプランナーの瀬戸家みのりさんを講師に迎え、「知っておきたいマネープラン」と題した講演が行われた。

瀬戸家さんは最近耳にする機会が増えた個人型確定拠出年金(iDeCo)は、長期共済、財形年金貯蓄、共済年金と比較しながら、「税制優遇措置のメリットはあるが元本の安全性は不明で、定期的に手数料がかかるため運用で増やさないと減るのみである」と説明し「用途にあった商品を選択し、利率は低くてもコツコツ積み立てるのがマネープランの基礎」と語った。またマイカー共済のメリットについて加入者の声を届け、見積もりキャンペーンを紹介した。

続いての懇親会は、単組ごとの自己紹介も行い和やかな空気のなか交流を深めた。

組合員の悩みをくみ取る活動を

近畿地連青年女性協議会サマーセミナー

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7月22日から23日にかけて、滋賀県長浜市の北ビワコホテルグラツィエにて近畿地連青年女性協議会2017サマーセミナーが開催された。府本部から10人(うち女性4人)が参加した。

主催者、来賓あいさつの後、滋賀県本部の工藤副執行委員長を講師に迎え、「これからの組織強化・拡大」をテーマに、組合員の減少や意識低下、役員の担い手不足といった、昨今の、そして、これからの組合活動における問題の提起があった。

次のグループワークでは、自分たちの単組で「できていないこと」をメインに、その原因や改善策を話し合った。

多くの班で、組合加入や企画の呼びかけ方、交渉結果の広報等を改善し、組合員一人一人が抱える悩みをくみ取る活動を強化しなければ、組合員の意識低下や組織弱体化は止まらないという声が挙がった。

改めて、組合の存在意義を考えさせられる意見が多く発表された。

交流会では、琵琶湖湖畔でのバーベキューと花火大会を開催し、普段接することのない参加者は大いに盛り上がった。

自治労京都府本部キャラクター

なまえ大募集

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応募資格

自治労京都府本部に加盟する組合に所属する組合員

応募方法

ちらしの応募用紙にキャラクターの名前と必要事項を記入のうえ、所属組合へ提出、もしくは府本部までFAXして下さい。

賞品

優秀賞(1点)…旅行券3万円相当
入賞(3点)…旅行券1万円相当

発表

2017年9月30日 府本部第82回定期大会

問合せ

自治労京都府本部
TEL075ー252ー5932
FAX075−231−4918
京都市中京区丸太町通烏丸西入北側
N.H.Kビル2F

8月初旬に府本部より単組にちらしを配布します。
たくさんの応募をお待ちしています!

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