2004春季生活闘争がほぼ終結し、連合官公部門ではこれから人勧闘争を本格化させる。連合京都官公部門連絡会が開いた決起集会では、現在、国会で審議中の政府の年金改革案を撤回させるため全組織が結集して闘う決意を確認した。
今春闘の状況は、連合京都の4月9日の集計で、賃金平均4173円(1.59%)、対前年比579円(0.22%)の引き上げ、一時金年間全体で4.24月、前年より0.43月の引き上げとなった。連合は、これまでの厳しい状況から、中小企業を含めわずかではあるが回復傾向となったと各単組の闘いを評価している。
この情勢を受けながら、公務員共闘や自治労は人事院勧告期に向けた闘争を本格化する。一方で、年金制度改悪、退職時特昇制度の廃止、公務員制度改革、指定管理者制度、公立保育園の一般財源化など制度政策に関連する大きな課題が目白押しだ。
連合京都の官公労部門連絡会は4月14日に決起集会を開催。講師の民主党京都府連会長・福山哲郎参議院議員と連合京都・北村喜一副事務局長は「年金改革の政府案は大幅な給付削減と保険料アップのみを先行させる改悪でしかない。国庫負担二分の一への早急な引き上げや基礎年金の税方式で空洞化を解消し、現行の給付水準を基本的に維持することが安心と信頼の年金改革の実現につながる」と語彙を合わせた。
制度政策課題の解決には、国会での議論が不可欠だ。私たち自治労の代表「たかしま良充」参議院議員が引き続き活躍できるよう、福山哲郎氏ともども七月の参議院議員選挙は必勝しなければならない。
連合京都の官公労部門連絡会は4月14日に決起集会を開催。講師の民主党京都府連会長・福山哲郎参議院議員と連合京都・北村喜一副事務局長は「年金改革の政府案は大幅な給付削減と保険料アップのみを先行させる改悪でしかない。国庫負担二分の一への早急な引き上げや基礎年金の税方式で空洞化を解消し、現行の給付水準を基本的に維持することが安心と信頼の年金改革の実現につながる」と語彙を合わせた。
制度政策課題の解決には、国会での議論が不可欠だ。私たち自治労の代表「たかしま良充」参議院議員が引き続き活躍できるよう、福山哲郎氏ともども七月の参議院議員選挙は必勝しなければならない。
京丹後市が誕生した4月1日、午後6時30分から丹後地域職業訓練センターで「自治労京丹後市職員組合」の設立大会が開かれた。
大会は合併業務で徹夜した組合員も含め全員が参加。暫定執行部を代表して志田慎太郎前自治労網野町職委員長はあいさつで、自治体誕生に立ち会ってきた緊張感と新たな責任感で京丹後における地方自治、地方分権の確立をめざし、職場での労働組合の組織・機能を強化する決意を力強く訴えた。
府本部の木村委員長、連合丹後地協の清水事務局長からの祝辞と山田啓二知事からのメッセージ披露の後、府本部から新組合へ組合旗が贈られた。全員の拍手で全ての議案が承認され、志田委員長をはじめ新執行部全員が信任された。大会の最後は松村副委員長の団結ガンバローで締めくくられ、名実ともに自治労京丹後市職がスタートを切った。
たかしま良充さんは3月12日、京都市役所前での早朝街頭行動を皮切りに、京都市内の単組を訪問。7月の参院選での支持を訴えた。
府本部は共済府支部と共催で、自治労第26回スポーツ大会京都府大会を、5月30日を皮切りに八幡市で開く。今年は府本部独自の種目としてソフトバレー大会も企画、多くの組合員の方に参加してもらうことを目的としている。
日程は女子バレーボール大会とソフトバレー大会が5月30日、男子軟式野球大会が6月12日と19日。バレーボールと軟式野球の優勝チームには、8月8日から兵庫県淡路島で開かれる近畿地連大会の出場権が与えられる。各種目ともすべての参加チームに参加賞を進呈、特別賞としてホームラン賞、敢闘賞も用意している。
出場申し込みは4月30日まで。組み合わせ抽選会は5月20日のチーム代表者会議で行う。
4月22日はアースデイ(地球の日)。1970年4月22日、アメリカの市民運動家デニス・ヘイズの呼びかけで、アメリカ全土で環境保護に地球市民として取り組む集会が行われたことを契機に決められ、世界各国で環境に関する取り組みが展開されている。
府本部は毎年、アースデイ企画として4月から8月に環境問題や自然と親しむ行事を行っているが、今年は秋まで取り組み期間を広げる。
オープニングは恒例の京響音楽家労組によるアースデイコンサート。4月28日午後6時半からホテルセントノームで開く。
続いて5月に「食の安全」についての学習会を開催、8月は水週間に取り組む。9月の全国清掃週間にあわせて京都縦断サイクリングを企画、京丹後市から木津町まで自転車で走りながら環境問題をアピールする。10月には組合員や家族が製作した環境に関する作品のコンクール、ガーデニング教室も予定している。みなさんの参加を。
自治労第47回全国学校集会が7月29日から31日までの3日間、京都市左京区の国立京都国際会館を主会場に開かれる。京都での現業の大型集会は昨年の全国清掃集会に続き2回目。参加者は1600人が見込まれている。全国の仲間に京都府本部の活動をアピールする場として、府本部はすでに実行委員会を設置、現業評議会を中心に準備を進めている。集会の日程は、第1日が全体集会、第2日は17テーマに分かれての分科会、最終日は全体集会での総括。
実行委員会(委員長・乾眞治府本部副執行委員長)の主な任務は、地元自治体との折衝窓口業務をはじめ、運営に必要となる物資の手配、集会当日の受付業務や駅頭での案内業務など多岐にわたり、3日間で延べ百人の要員確保が課題だ。主力としてこれらの任務を担当する現業評議会(杉原豊議長)では、この全国集会を機に立ち上げた学校部会(萩嵜昭枝部会長)を軸に、心のこもった取り組みをとはりきっている。