2007年6月1日号(第552号)

あいはら勝利へ発言あいつぐ〜自治労第134回中央委員会〜

京都市・みやこめっせに全国から800人

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全国の仲間が、京都の地で熱い討論を展開……自治労本部は第134回中央委員会を5月29日から30日の2日間、京都市左京区・みやこめっせで開いた。参加は約800人。京都府本部は会場警備や周辺案内を担当。一方、環境問題でアピールを行なった。

岡部自治労中央執行委員長は冒頭、春闘総括、公務労働者への労働基本権付与、公共サービス、地公3単産統合、憲法問題、そして来る参議院選での「あいはら」勝利を通しての政権交代、などをこの中央委員会の課題としてあいさつ。議長団には府本部木村委員長が選出された。会場討論は本部からの経過報告と議案提案をうけ展開された。発言は全国各地で公共サー, ビスの現場が攻撃を受けながらも、誇りを持って仕事を進めている事例が紹介され、「あいはら」圧倒的勝利で住民の安全・安心を勝ち取ろうとの決意が数多く示された。あいはらさん本人も登壇し、選挙戦最終盤に向けた決意を表明した。本部提案の9議案はすべて原案どおり可決され、中央委員会は成功のうち閉会した。

木村執行委員長は地元歓迎あいさつの中で、京都を「全国水平社」誕生の地として人権のまち、また環境問題では京都議定書で知られる環境先進都市として紹介した。

府本部は独自に会場ロビーで地球温暖化防止をテーマにパネル展を開催、環境問題の資料配布を実施した。

中央委員会の任務にも活躍。会場近辺ではターミナルからの道案内、会場内では警備を担当し、単組からの動員者延べ60人が、円滑な会議運営のために活躍し感謝を受けた。

府本部、JI-UPシンポで討論進化

f京都で「公共サービス」キャンペーン進む

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JI−UP京都は5月27日、「JI−UPシンポジウム・私たちがめざすべき公共サービス」を京都テルサで開き、50人が参加した。指定管理者制度についての調査報告(京都自治総研の同制度研究会)が岡本書記次長から行なわれ、続いて京響メンバーによるミニ・コンサート、その後パネル・ディスカッションが行なわれた。

コーディネータの大谷強さん(関西学院大教授)、パネラーの今堀幸弘さん(長岡病院職組委員長)、齋藤佳津子さん(京都YWCA幹事)、隠塚功さん(京都市会議員)が登壇、それぞれの立場から公共サービスに対する認識や、競争原理導入の問題点、今後の改革の方向などを討論。なぜ民間でなく公務がその仕事を担うのかを原点に戻り検証することや、住民の視点からの仕事内容の見直しを通し「地域に立脚する」公共サービス創造へ活動を開始する必要性を確認し、閉会した。

いっぽう、連合京都官公部門連絡会・京都公務労協は5月11日、公共サービスキャンペーン「よりよい公務と公共サービスをめざす府民対話集会」をラボール京都で開いた。パネル・ディスカッションは、澤井勝奈良女子大名誉教授をコーディネータに、佐竹紀美子さん(京都市介護認定審査会委員)、松井孝治さん(参議院議員)、伊藤純夫さん(JAM京都書記長)がパネラーとして登壇。公共サービスの再構築へ、職員の機能と権限の強化にむけた努力の必要性などが提言された。

合併後の近況、現地から報告

府本部町村評が「賃金権利セミナー」、6月30日に

府本部町村評(岡本裕史議長)は、6月30日に「07年度賃金権利セミナー」をホテルセントノーム京都で開く。開会は午後4時。全体で2時間を予定している。参加対象は町村評単組の役員と組合員。申込方法など問合せは単組まで。

規模は30人。内容は講演「07人勧の動向について」(講師・府本部岡本書記次長)およびディスカッション「木津川市合併後の近況について」の二部構成。講演では、今年の人勧闘争のポイント解説はもちろん、公務員賃金体系の概要をも学ぶ。ディスカッションでは、木津川市職の役員が、市町村合併の現場を担った経験にもとづき、今年3月以降の職場の現状などを語る予定だ。

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