2010年1月15日号(第614号)

自治体の未来を議員と語らう

自治総研が議員交流会を開催 2009年12月17日

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昨年12月17日、自治労京丹後市職と京都地方自治総合研究所が共催し、議員交流会を開催した。この議員交流会は、議会で活躍されている議員と組合員が、これからの地方自治体のあり方や労働組合の役割について議論を深めるのが目的。

今回、出席していただいた議員は、小原舞衆議院議員、中島則明京都府議会議員、谷口雅昭京丹後市議会議員の3人。自治労京丹後市職の組合員、京都自治総研の会員、連合たんご地協の役員など20人の参加となった。

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最初に、主催者として羽室武京都自治総研理事長と中川光春自治労京丹後市職執行委員長があいさつに立ち、労働組合は政治とどのように関わるべきかなどを含めて議員交流会の意義を強調。その後、小原衆議院議員から、民主党政権で、現場の実態を反映させながら政策をつくる作業に携わっていること、現場を知るために頻繁に地元に帰り、各方面から意見を聞いていることなど、政策立案の取り組みについて話があった。中島府議からは、地元自治体のさまざまな要望を聞く立場に変わったこと、自治体要望は政策効果を見極めて考える必要があることなどが指摘された。谷口京丹後市議からは、市議会でたった1人の民主党議員であるが、政権交代によって一番重視される立場になったこと、職員の意見を聞ける場がもっと必要であることなどの話があった。

参加者からは、マニフェストの実行を最重視すべきではないか、地元の雇用対策をまず考えてほしいなど、活発な意見が出され、予定した時間を大幅に延長して閉会した。

この交流会では、民主党が与党となったことで自治体にとっても様々な変化が生じていることが強く印象に残った。

議員交流会は、1月に木津川市と相楽東部2町1村の2カ所で予定している。多数の関係者の参加をお願いする。

今後の議員交流会の予定

議員交流会in相楽
とき 1月21日(木)18:00〜 ところ 笠置町産業振興会館

議員交流会in木津川市
とき 1月27日(水)18:00〜 ところ 木津川市中央交流会館(いずみホール)

山田京都府知事に出馬要請

実績と行動力を評価 2009年12月16日

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府本部と自治労京都府関係職員労働組合は2010年4月11日に執行が予定されている京都府知事選挙について、12月16日、知事室において共同で出馬要請書を提出した。

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府本部と自治労京都府職は、山田府知事の7年半の府政運営における実績と行動力で「府民協働型」の政策を推進したことを評価。特に、2004年2月に発生した鳥インフルエンザ問題への対応や、雇用対策として連合京都も運営にかかわる京都ジョブパークを設立して若年者の就業支援を強化したことなどを評価し、地方自治の発展は、府民の安心と安全を創造し、支え合う絆を強めるため3選の出馬を要請した。

40年の支援に感謝

木村幹雄さんを励ます集い 2009年12月18日

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昨年10月30日に、連合京都会長を退任された木村幹雄さんを励ます集いが12月18日、ホテルグランヴィア京都で開催され、自治労本部及び単組・連合京都の役員や、京都府、京都市の行政関係者、各級議員ら130人が出席した。

発起人代表の細田一三連合京都会長のあいさつに続き、徳永秀昭自治労本部委員長、山田啓二府知事、星川茂一京都市副市長、平智之衆議院議員が、40年間京都の労働運動を牽引された木村さんへねぎらいの言葉を贈った。

木村さんは、京都市役所に入職以後、労働組合活動に身を投じ、1995年には連合京都の副事務局長に就任、2001年9月からは府本部執行委員長、2007年11月からは連合京都会長と歴任された。木村さんはあいさつの中で、これまでの支援に対し感謝の意を表した。

集いでは、木村さんから山田府知事に出馬を祈念する花束の贈呈や、歌手のばんばひろふみさんのミニコンサートを行なった。ばんばさんは、いちご白書をもう一度」や「SACHIKO」など往年の名曲を披露した。懐かしのメロディーに会場はおおいに盛り上がった。

沖縄平和の旅に参加して

府本部女性部 2009年12月8日〜9日

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12月8-9日と開催された自治労青年女性オキナワ平和の旅に府本部女性部として参加した。

開会のあいさつの後、沖縄の課題提起や講演を受け、元ひめゆり学徒隊の方から体験談を聞いた。

フィールドワークでは、普天間・嘉手納基地、辺野古の闘争テント、クマヤーガマという自然洞穴の防空壕などを視察。基地問題で揺れる本当にタイムリーな場所と、戦争が残した傷跡がありありと感じられる所を実体験し、つくづく沖縄の現場の人たちとの温度差を感じ、考えさせられた。

周りのほとんどが基地という環境のなかで、これからもずっと暮らさなければならない人々は、やはりたくさんの人に伝えたい、知ってほしいという思いが本当に強く、わかっていたはずの自分がなにか情けないくらいで、大きなショックだった。

辺野古の闘争テントで、13年間反対闘争を続けている人たち。目からウロコの衝撃で、せめてもの思いで海岸にある有刺鉄線に、心をこめてリボンをきつくきつく結んできた。

誰もが一度は現地に行き、現地の人たちと話し合い、体験をすべきだと感じた。

厳しい情勢だからこそ結集を

JI-UP情報交換交流会を開催 2009年12月8日

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JI―UP京都は12月8日、第4回情報交換交流会を、オフィスワン四条烏丸ビルにて開き、37人の参加となった。 加納敬二議長は「JI―UP京都の各職場は、府準拠・京都市準拠など多様な労働条件にあるが、社会生活になくてはならない職場であり、その確定闘争の一助になればと開催した」とあいさつした。講演に入り、府本部谷口富士夫書記長から「09賃金確定闘争の情勢について」とのテーマで、人勧のポイントと、京都府・各自治体の確定闘争の情勢を聞いた。一時金年間マイナス0.35か月、月例給マイナス0.2%、持ち家にかかる住居手当の廃止など、大変厳しい内容が説明された。

続いて、自治労京都市職の石川彰人書記次長から京都市の確定等情勢の解説。最後に共済府支部の乾眞治事務局長から自治労共済の現状と、三段階で全労済へ移行していく事などの報告を受け、学習会は終了した。

第2部の交流会では、各単組が状況報告を行い、全員で情報の共有を図った。とくに、埋文研労組が予定している「存続・処遇改善に向けた署名」への協力依頼があった。

厳しい情勢だからこそ、これからも結集を強めようと誓い合い閉会した。

社福労働者の地位向上を

社福評2010年度定期総会 2009年12月11日

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府本部社福評は12月11日、10年度定期総会を府本部会議室で開催した。

09年度経過報告を承認、10年度の運動方針を可決し、新年度の活動をスタートした。冒頭あいさつで三輪議長は「この夏の政権交代は『革命的出来事』と言っても良い。今までと全くちがう世の中となる。京都選出の議員も要職に就いている。行政としても、組合としても支えるべきは支える取り組みを進めよう」と訴えた。続いて府本部の高橋副委員長は「社会福祉の職場での組織拡大に期待している」と激励した。

10年度運動方針では、誰もが安心して生活できる社会、将来に希望が持てる社会にするため、公的責任を明確にした社会保障・社会福祉制度の確立、社福労働者の地位の向上を引き続き求めることを確認。分野別では@高齢者福祉・介護保険制度改革A子育て・子育ちB障害者施策について示した。

新役員体制について、単組選出の幹事体制を確認。四役体制は後日、幹事会で確定することとし、参加者全員で引き続きの奮闘を誓い閉会した。

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