2010年5月1・15日合併号(第621号)

えさきたかしさんを国会へ

京都で街宣行動 4月16〜17日

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7月に予定されている第22回参議院選挙で、自治労組織内比例代表から立候補を予定している「えさきたかし」さんが、4月16〜17日に入洛した。職場訪問や集会などで京都の現場の声を聞いた。

府本部は、2日間えさきたかしさんの街宣行動を行った。16日は、京都府職の府庁前の早朝ビラまきに参加したあと、協力産別や府内南部の各単組をまわった。笠置町職では西中副委員長と吉田書記長が出迎え、町職出身のえさきさんの体験談を真剣に聞き入った。2日間で訪問した多くの産別・単組のみなさま、お忙しい中のご協力に感謝する。

その後、山田府知事との面談をし、地域主権や公務員制度改革などについて意見交換を行った。

翌17日は、「良い社会をつくる政策学習会&国政報告会」をキャンパスプラザ京都で開催。参加者は組合員や議員後援会など250人。集会は橋元委員長による主催者あいさつ、来賓あいさつの後、外務副大臣・福山哲郎参議院議員と、えさきたかしさんによる講演を受けた。

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えさきさんは、全国を歩いて目の当たりにした実態を話しながら、「これまでの政治は、国民の目線、現場を知らなさすぎた。本当に必要な公共サービスが切り捨てられている現状をなんとか止めなければいけない。わたしたちの働く場所がこの国の最前線だということを訴え全国を回りたい」と決意を述べた。

福山参議院議員は、マスコミ報道と政府の実態との違いに触れ、「政権交代から半年過ぎてもなお民主党のマニフェストについて議論しているほど政治と国民が近くなっている。地域主権をすすめ、財源・権限を国から地方に渡すとき、えさきさんの力を貸してほしい」とあいさつ。最後に、団結ガンバローで閉会した。府本部は今後も「えさきたかし」の支持拡大のため取り組みをすすめる。

春風のように歌声響く

女性ネット「springコンサート」 4月16日

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府本部女性ネットワークは、「スプリングコンサート」をメルパルク京都で開催し、女性組合員など50人が参加した。

会場には当日、京都府南部を駆け回った参院選の比例代表えさきたかしさんが駆けつけ、参加者に参議院選挙での支援を呼びかけた。

集会ではル・クプルの藤田恵美さんをゲストにミニコンサートを実施。藤田さんは童謡や「ひだまりの詩」など、手話を交えながらやわらかな歌声を響かせた。次に、えさきさんがステージにあがり、BEGINの「三線の花」や「TSUNAMI」を熱唱、参加者からは「えさきさんが身近になった」と会場を沸かせた。 最後に、女性ネットワーク代表の京都競輪労組・高橋委員長から必勝のお守りを手渡し、勝利をめざそうと激励した。

職場で男女格差の検証を

2010男女平等産別統一闘争 統一行動日は6月4日(金)

自治労は、6月4日に統一行動日を設定し、男女平等産別統一闘争に取り組む。5月21日に要求書提出、5月21日から6月3日を交渉ゾーン、統一交渉日を6月3日、6月4日(金)には29分時間内食い込み集会を配置する。

男女平等産別統一闘争は、「雇用主要求による男女平等の実現」「地方・国への政策要求による男女平等の法制度・社会環境の整備」「労働組合の男女平等参画」という3本の柱を掲げている。自治労本部・府本部・単組一体となった闘争は、今年で9年目になり、取り組めば確実に成果の出ることが明らかになっている。

ワーク・ライフ・バランスの推進、育児・介護休業法改正をふまえた措置、賃金格差をはじめとする男女の処遇格差是正などの課題について、職場の実態を把握・検証し、自治体当局との交渉協議を行うなど、単組での積極的な取り組みをお願いする。

希望と安心の社会をめざして

京都中央メーデー開催 4月29日

連合京都は4月29日、働く者の祭典「第81回京都中央メーデー」を左京区の府立植物園で開催。「希望と安心=笑顔あふれる社会へ」をスローガンに賃金の改善、政策制度の実現などをめざす式典とイベントを行なった。雨もあがり快晴となった会場には、約19000人の組合員や家族が参加。自治労からは、京都市内と府南部単組から、約1500人が結集した。

式典では、細田一三会長が知事選での協力に感謝を述べた後「安心できる社会をめざし知恵と力を結集しよう」とあいさつし、間近にある参議院選挙での勝利を訴えた。

最後に、「労働を中心とする福祉型社会の実現により希望と安心の社会をめざす」メーデー宣言と、参議院選挙の必勝を誓う特別決議を採択し、全体のガンバロー3唱で閉会した。

地球環境について、ひとりひとりが考えよう

府本部アースデイ行動

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アースデイとは、4月22日を「地球の日」であると宣言し、地球環境の抱える問題に関心を持ってもらおうとアメリカで始まった取り組み。

府本部は、年間を通じた環境行動をアースデイとし、そのオープニングとして、4月20日に「アースデイコンサート」をホテルセントノーム京都で開催した。組合員や家族など60人が参加した。

今年は京響労組組合員9人の出演により、第1部は楽器ごとにフルート、クラリネット、コントラバス、ヴァイオリンのアンサンブル。各楽器の特色を活かした音色を聞かせていただいた。

恒例のワインタイムでは、環境に関するクイズを3人1組で回答。エネルギー問題などの難問に挑戦した後は、軽食とワインを片手に参加者同士の交流が深めることができた。第2部では、9人全員による合奏。「赤いスイートピー」や「川の流れのように」など親しみやすい曲が中心で、参加者は美味しいワインをいただきながら優雅な演奏に耳を傾け、楽しいひとときを過ごした。

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また、4月27日には、京都市花き市場で府本部ガーデニング教室を開催した。参加者は4単組から10人。廃材を使ったエコ仕様の鉢に、カーネーションをベースにした母の日用の寄せ植えを楽しみ、植物の栽培を通し、自然の美しさやの大切さを学んだ。

今年は、自然や生物を守ろうとする生物多様性世界会議「COP10」が、10月に名古屋市で開かれる。府本部は、京都市が実施するノーマイカーデ―の推進など、環境に関する取り組みを実施する予定だ。

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