2013年3月15日号(第675号)

働くことを軸とする安心社会の実現を 春闘・参院選に勝利しよう!

連合京都2013春闘勝利総決起集会

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連合京都は3月8日、「2013春季生活闘争勝利総決起集会」を円山野外音楽堂で開催した。参加組合員は2500人、自治労からは約200人が結集した。

細田一三会長は主催者あいさつで「大手企業では一部賃上げの動きが見られる。中小企業や非正規労働者を含むすべての労働者の処遇改善をめざしこの春闘に勝利しよう」と訴え、働くことを軸とした安心社会実現のため、今夏、参議院選挙での各産別組織内予定候補全員と京都選挙区での池坊美佳予定候補の必勝に向けた決意を述べた。

続いて、山井和則民主党京都府連会長など民主党国会議員から激励のあいさつの後、各産別代表者による組織内予定候補の紹介では、橋元委員長が、非正規労働者出身で自治労代表の参議院議員である「あいはらくみこ」さんの必勝を訴えた。

次に、「所得向上による内需拡大を図り自立的な経済成長を求め、すべての労働者のディーセントワーク実現をめざす」集会アピールを採択し、最後にガンバロー三唱で閉会した。

集会後は、円山公園から京都市役所前まで、賃金や労働環境改善、デフレ脱却を市民にアピールするデモ行進をおこなった。

府「給与削減は各自治体に強制しない」

2013春闘―京都府に要求書を提出 3月4日

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府本部は3月4日、京都府自治振興課に山田啓二府知事宛の2013春闘要求書を提出した。府本部からは7名が参加した。

冒頭、橋元委員長から国の臨時特例減額措置に準じた給与引き下げについて、各市町村に強制させないよう府の対応を求めた。それに対し、山口自治振興課長は「府内自治体合わせて40億円にも及ぶ交付税減額により厳しい予算となるが、各自治体の給与の問題は各地域の特性や財政事情もあり、各自治体での労使協議、議会などで取り扱うべき課題だ。府から給与削減を各自治体へ強制することはない」とのスタンスであるとの見解を述べた。

また、改正労働契約法の主旨をふまえた臨時非常勤等職員の雇用確保と労働条件の改善、広域連合などに派遣される職員等の賃金労働条件の整備、高齢者再雇用制度の確立、男女間格差の是正、法定雇用率が引き上げになる障がい者の雇用促進などを求めた。

回答交渉は5月に配置予定。

 

批准率73.38%でスト体制確立

2月13日〜20日に実施したストライキ批准投票は、全国73.38%(中間集計)の批准率でストライキ権が確立された。府本部の批准率は75.46%(最終)だった。この批准投票は、年間を通じて一波につき、2時間を上限とするストライキ指令権を中央闘争委員会に委譲することを確認したもの。

この批准投票の結果、春闘から確定闘争までの闘争体制が確立した。

仲間を増やし、発言力を高めよう

臨時・非常勤等職員全国協が総会 2月23日

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自治労は2月23日、第11回臨時・非常勤等職員全国協議会総会・全国交流集会を東京・TOC有明で開催した。全国から約350人が参加し、府本部からは3人が参加した。

総会では、全国協議会の高橋議長のあいさつに続き、自治労組織内のあいはらくみこ参議院議員が来賓としてあいさつ。あいはら参議院議員は「臨時・非常勤等職員に諸手当支給を認める地方自治法改正など、処遇改善と雇用安定のための法整備の課題はまだ道半ば。7月の参議院選挙で何としても勝利し、課題解決に向け取り組む」と決意を述べた。

活動方針では、@各自治体当局に労使交渉で処遇改善を迫ろうA雇用継続の取り組みを強めようB臨時・非常勤職員の法整備の取り組みを強めようC連合に結集し、公務・民間、連帯した活動をすすめようD仲間を増やそう、私たちの組織を強くしよう、の5つの基本的考え方をもとに運動の進め方を提起した。

成人式で懐かしい給食を提供

京都市学給労 発

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京都市学給労の組合員を中心に活動する京都市学校給食研究会は、1月14日、みやこメッセで行われた成人式式典のブースで新成人には懐かしい学校給食を提供した。

京都市学校給食研究会は、給食調理員が「子ども達にもっと栄養のバランスを考えた献立をつくりたい」と考え、教育委員会に相談し、校長会・栄養士・学校の先生で構成され約30年前に発足した。学校給食は戦後生きていくうえで誰もが経験し、子どもたちが成長していく過程でとても大切なことだ。今回の取り組みは、学校給食をもっとアピールするため何年も前から企画し、教育委員会の協力で実現した。

メニューは新成人が小学生の時に人気のあった、鳥のから揚げと三色ゼリー。から揚げは1200食分、三色ゼリーは600個用意したが、大好評のうちに完食となった。から揚げを食べた新成人は「懐かしい味。おいしい」と話し、三色ゼリーは、「お休みしている人の分をじゃんけんで取り合いした。懐かしい」と小学校時代を思い出す場面も。ツイッターには感激の言葉や「うらやましい」などうれしい声がたくさん届き、そしてまた、「小学校時代に調理員さんの給食を食べたよ」と顔を覚えていた新成人もおり、本当にうれしい出来事だった。

京都の学校給食は全国トップレベルだといわれているが、その学校給食をもっともっとアピールし、子ども達に安心で安全な、心のこもった給食を提供していきたい。

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