2014年12月15日号(第708号)

単組状況を把握し組織を強くしよう

府本部組織集会Part2

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11月22日、京都市職員会館かもがわで2014年府本部組織集会(パート2)を開催した。

単組の組織強化をテーマに全体で12単組から48人が参加した。

集会冒頭、府本部の高橋執行委員長のあいさつの後、自治労総合組織局 勝島一博局長が組合組織の状況や新規採用者の組合加入にむけた取り組みの提起を行った。

続いて「120分でわかる組合活動」と題して、レーベン企画プロデューサの南雲総樹さんより自身の体験を交えながら基本的な組合活動のすすめ方の講演を受けた。

東京都江戸川区職労書記長時代の三十数年の豊富な経験と知識で、ユニークな活動の取り組みや他の単組活動の紹介をしながら、組合がバラエティーに富んだ活動もできることや、組合の役割について語った。

午後からの分科会@では、岡本書記長をコーディネーターに組合活動の課題と組織強化にむけて対論をおこなった。、単組活動チェックリストに基づき、自治労京都市職、城南衛管労組、八幡市職労の運動を共有化し、確定期、春闘期、政治闘争など、具体的な取り組みを学んだ。

分科会Aでは機関紙づくりの基礎とコツを機関紙編集者クラブの辻義治さんより「なぜ機関紙(ビラ)が必要なのか」「記事の書き方」「見出しの立て方」「レイアウトの方法」など実際に記事としてまとめる実習が行なわれた。

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参加者は「見出しの重要性や写真の撮り方・ポイントなど考えたことがなかったので、大変参考になった」「今後、機関紙の見方が変わった」と感想を語った。

また、単組で発行している機関紙についてアドバイスを受けた。「見出しで一番大事なことを書くことや、写真はあいまいになりやすい。キャプション(写真に付け加える説明文)を入れることでより一層意味のある写真となる」と、これからの機関紙づくりに向けて取り組みにやるきがでる講演を受けた。

 

年末年始閉局のお知らせ

府本部の年末年始の閉局についてお知らせします。

【書記局の閉局日】
12月27日(土)〜1月4日(日)

【閉局期間中の自動車事故の受付】
事故の受付は平常通りです。24時間受付。
■じちろうマイカー共済
0120−0889−24
■自治労自動車共済
0120−810−625

 

もんじゅを廃炉へ!全国集会

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12月6日、福井県敦賀市で「もんじゅを廃炉へ!全国大会」が開催され、脱原発をめざして府本部・各単組の12人が参加した。

当日の敦賀は降りしきる雪が行く手を阻む状況。12月上旬としては異例の寒波に見舞われた若狭地方は、各地で大荒れとなった。車での参加は困難を極め、白木海岸での抗議行動も積雪の影響で急きょプラザ萬象へと変更された。しかし「もんじゅを廃炉にしなくてはならない」と集まった600人は、会場いっぱいの熱い思いをシュプレヒコールに込めた。

1995年にナトリウム漏洩による火災事故を起こし、2010年には炉内中継装置落下事故や相次ぐ点検漏れなどで、これまでまともに動いたことのないもんじゅは現在も停止中。にもかかわらず、自民党政府はエネルギー基本計画の中で研究施設として延命を続けようとしている。

また、役に立たないこのもんじゅには1日約5,500万円の維持費がかかり、これまでに1兆円もの巨費が投じられているのも事実だ。

もんじゅを廃炉にするための抗議行動と全国集会は今年で十九年目を迎える。集会では「炉内監視カメラが、1年間故障していること」「建屋背後の山斜面を削り、土砂崩れへの強化工事が行なわれたが、自然の猛威に万全と言えない」など不安要素は絶えないことが報告された。

また、30キロ圏(緊急時防護措置準備区域=UPZ)の防災対策は全く不十分であると説明があり、参加者は改めてもんじゅの問題点を認識した。

原発の中でも最大級の危険をはらむ『もんじゅ』は絶対に廃炉にしなければならないとの会場の決意に共鳴するように、何度も敦賀の空に雷鳴が轟いた。

府本部女性部・8の日行動

平和についてもう一度考えてみよう

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「12月8日を忘れない」を合言葉に12月8日、府本部女性部・青年部は四条河原町東南角の京都マルイ前で「八の日行動」をおこなった。この行動は1941年12月8日、太平洋戦争日本開戦の日に合わせ、この日を決して忘れず、二度と悲惨な戦争を繰り返さないよう毎年12月に街頭で呼びかけを行っているもの。

今年は女性部と青年部あわせて8単組20人が参加し、平和についてもう一度考えてもらうためにメッセージ入りのチラシを配りながら、よびかけを行った。通行していた人々の中には、その場に立ち止まって耳を傾ける人もいた。

日本は被爆国、敗戦国ということだけではなく、この機会に真実に目を向け、一人一人が後世に伝えていかなければならない。70年以上たった今でも苦しんでいる方々がいることを忘れず、世界中の人々に平和としあわせが訪れることを願う。

呼びかけの中で私たち自身も平和について改めて考えることができた。その心を持つきっかけに8の日行動がなるよう今後も繋げていきたい。

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