2015年1月15日号(第710号)

2015年一致団結で前進しょう

府本部旗びらき開催

photo

府本部は2015年新年旗びらきを1月8日、ANAクラウンプラザホテル京都で開催。来賓、単組組合員、府本部執行部ら202人の出席があった。府本部は4月の統一自治体選挙を政策実現に向けた政治決戦と位置付け、全力で取り組む。また、組織の強化と拡大、平和・人権などの取り組みを積極的に展開する。

主催者あいさつで高橋執行委員長は、多数の来賓や組合員の参加に感謝を述べ、「昨年は春闘からみなさんに奮闘していただき、人事院のプラス勧告を受けて確定闘争では給与と一時金の引き上げをすべての自治体単組で勝ち取ることができた。

一方、給与制度の総合的見直しは国にとっては制度の変更になるが、地方にとっては地方公務員の給与が下がることにしかならない。国からの圧力がさらに強まることも予想されるがそういう攻撃を跳ね返す取り組みを進めていかなくてはならない。

また昨年、解散総選挙があり与党が3分の2を超える結果となった。安倍首相は国民の真意を得たと一層のアベノミクスや労働法の改悪、そして戦争のできる国づくりを進めようとしている。この春に統一自治体選挙が行われる。府本部としては4人の組織内候補者の必勝に向け取り組みを進める。また、推薦候補者全員の勝利をめざして全力で奮闘する。

そして今年は、阪神淡路大震災から20年、戦後70年と節目の年でもある。地域における安心安全と平和な国づくり向け、今年を起点とし府本部は全力で取り組みを進めていく」と改めて決意を表明した。
続いて来賓を代表して橋元信一連合会長、野村賢治京都府商工労働観光部雇用政策監、門川大作京都市長、泉健太民主党京都府総支部連合会会長から新年の祝辞と連帯のあいさつを受けた。

乾杯の発声は森蔭守近畿地連副議長。続いて部落解放同盟・社民党・公明党の代表から祝辞を受けた。その後、民主党京都府連の国会議員や各級議員が次々と壇上であいさつをし、そのなかでも4人の組織内候補は力強く決意表明をした。

2015年、多くの課題や取り組みを組合員とともにたたかいぬくことを確認し、閉会となった。

心の叫びを署名で訴えよう

各組合員1人3筆以上の署名を集めよう 1月30日府本部必着

photo

ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ヒバクシャ。この訴えは、核兵器廃絶と恒久平和を願う被爆国・日本国民の心からの叫び。しかし、核兵器は未だに世界に約1万7300発も存在し、核兵器の脅威から今なお人類は解放されていない。

2015年に予定されているNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議を契機に、核兵器の製造、保有、使用等を全面的に禁止する「核兵器禁止条約」に関わる交渉をバックアップするために、連合、原水禁およびKAKKINの共同により標記署名を実施している。

現業現場の発展と働きがいのある職場の確立を

府本部現評大会

photo

府本部現評は12月22日、第51回定期大会を京都市・職員会館かもがわで開催した。参加者は9単組58人。

冒頭、主催者を代表して川戸議長が、先般逝去された山中末治元代議士、大野征次府議両名の足跡を辿りながら「先人が築き上てこられたこの自治労現評を、さらに新しい時代に応じた運動に繋げていく事が私たちに課せられている。『故きを温ねて新しきを知る』この温故知新を胸に宿し、この1年の活動の柱としたい」とあいさつ。続いて、高橋府本部委員長、米沢自治体議員連合会長から激励のあいさつを受け議事に移った。

小島事務局長から2014年度経過報告と、「現業活性化」「人員確保」「労働安全」「政治政策」等を推進する2015年度活動方針案、役員体制案など五つの議案が提案され、すべての議案が確認された。

最後に大会宣言、大会スローガンを採択し、樫葉副議長の団結ガンバローで閉会した。

青年部の若い力で活動を盛り上げていこう

府本部青年部大会

photo

府本部青年部は12月13日、ラボール京都で第48回定期大会を開催した。11単組から代議員、役員など36人が出席した。

はじめに高橋淳青年部長があいさつをし、その後、来賓の高橋府本部執行委員長からあいさつを受けた。

執行部による一年間の活動経過報告のあと、新年度活動方針では「青年部の組織強化」や「誰もが積極的に参加したいと思える青年部の活動」の提案があり参加者全員の拍手で承認された。

新役員体制は11人、新部長に選出された東祐介さん(京田辺市職)は、「私たち公務員を囲む状況は依然として厳しく、一人ひとりの積極的な取り組みが求められるところです。その中で若者が力を発揮できるよう、若年層の組合員で交流を図り、積極的に意見交換できる土壌を作りたいと思います。若い力で組合を盛り上げていきましょう」と新執行部を代表して決意表明をおこない、最後に団結ガンバローで閉会した。

 

書き損じハガキ支援活動報告

photo

エファジャパンではこれまで個人の方々の寄付により、ラオスで小規模の学校・コミュニティ図書室を42箇所設置している。

今回支援したのは、書き損じハガキの資本で購入した本と、ラオス国立図書館で余っていた寄付図書、さらに自治労広島県本部が出版したラオス語の絵本「はだしのゲン」など。1施設につき合計48タイトル98冊が寄贈された。

これまで寄贈した21施設では、ほとんどが良く管理され、多くの生徒に利用されている。授業の一環に活用しているところもあれば、いくつかの図書室では、月に1〜2回読み聞かせやクイズなどの読書推進活動を実施している。また、ごく少額の登録料を徴収して本の購入に充てるなど、質を保つための独自の取り組みをしているところもある。

ソブボア中学校3年生の女子生徒は、「私はほとんど毎日図書室に来て、本を読んだり借りたりしています。時々先生が本を整理するのを手伝ったりもします。色々な知識が増えて、授業にも役立つので本を読むのは大好きです」と話してくれた。エファジャパンでは残りの21施設へも訪問し、状況を確認しながら寄贈をしていく。

ベトナム・ラオス・カンボジアの子どもたちの支援に役立てます!

photo

あまった年賀ハガキ、書き損じたり古くなった未投函の官製ハガキをエファジャパンへ寄付いただくと、ベトナム、ラオス、カンボジアの子ども達への支援に役立てます。

【寄付対象】
未使用の官製ハガキ、未使用切手、未使用のプリペイドカード(テレホンカードなど)、商品券
※個人情報が記載されているハガキは郵便局で切手に交換するまで鍵をかけて保管し、職員が責任を持って管理します。

【送付先】
特定非営利活動法人 エファジャパン
〒102−0074東京都千代田区九段南3−2−2 九段宝生ビル3F
※事務局までの送料は各自ご負担くださいますようお願いいたします。(個人・単組ごとに直接お送りください)

アベノミクスで地方財政の行方は? そして、自治体財政の現状は

2015年度地財セミナー

日時:2015年2月13日(金)18:30
場所:ハートピア京都

第1部講演 「2015年度地方財政の動向」
 講師 只友景士(龍谷大学政策学部教授)
第2部講演 府南部自治体(市)の財政的現状」
 −近隣自治体との比較をとおして−

講師:岡本哲也(自治労京都府本部書記長)、増田知也(京都自治総研研究員)

『自治労きょうと』一覧に戻る