統一自治体選後半戦は4月19日告示がされ、府本部組織内候補の京田辺市議・米沢修司さん、木津川市議・西岡政治さんは、立候補者が定数どおりとなり、無投票による当選となった。
また、26日投開票の結果、京田辺市長・石井明三さん、木津川市長・河井規子さんを初めとする宇治市や城陽市、八幡市、福知山市、久御山町の推薦議員も数多く当選を果たした。
連合京都は4月26日、働く者の祭典として第86回京都中央メーデーを梅小路公園で開催。「すべての働くものに希望と笑顔を!」をスローガンに組合員・家族を含め約1万5000人が参加した。自治労からは約900人が結集した。
橋元実行委員長は、「賃上げで景気の底支え、休み方・働き方改革で長時間労働撲滅をスローガンにかかげ、月例給・時給アップにこだわる運動の展開を進めている。大企業中心に賃上げが続いているなか中小企業はその恩恵がおよんでいない。厳しい状況のなか、粘り強く交渉をしている現状だ。消費税増税など私たちの生活のなかに明るさが見えてこない状況もある。雇用問題では連合が目指している働くことを軸とする安心社会実現に向けた取り組みを展開し、オール京都で取り組みを進めていく」とあいさつ。
さらに「連合京都は1000万人を目指す。5地協を中心に地域のなかで顔の見える連合運動を推進しなければならない」と訴えた。
式典はメーデー宣言、労働者保護ルールの改悪に断固反対する特別決議、地域アピールを採択し、閉会した。
4月29日、府立山城総合運動公園(太陽が丘)で、組合員・家族が1500人が集まり、第86回南山城地域メーデーが開催された。
式典の冒頭、連合南山城地協の山田良尚議長は「一強政治が続く中で社会的弱者や労働者の環境をさらに厳しくする法案が出てこようとしている。労働法制の改悪阻止に全力をあげよう。」と連帯強化を訴えた。続けて、府山城広域振興局の田中準一局長や地元選出の山井和則衆議院議員、福山哲郎参議院議員、府南部の各自治体首長を代表して山本正宇治市長から来賓の挨拶を受けた。さらに、先の統一自治体選挙で当選を果たした石井明三京田辺市長や各級議会議員からも挨拶を受けた。
5月中旬にも始まるとされる労働法制を巡る国会審議に対し「労働者保護ルールの改悪阻止や反戦平和の誓い」を盛り込んだメーデー宣言を採択。参加者全員の団結ガンバロウで決意を固め合った。
5月23日、自治労スポーツ大会府本部大会軟式野球の部が八幡市民スポーツ公園グラウンドで行われる。6チームが参加をし、熱戦を繰り広げる。決勝戦は5月30日同グラウンド。
バレーボールの部は今年は複数のチームが出場可能となり、日程と会場を調整中。
5月8日のチーム代表者会議で対戦相手が決定する。
フットサル大会は6月20日八幡市民体育館アリーナで開催。11チームが参加をする。
なお、野球とバーレーボール優勝チームは、8月3〜4日に兵庫県尼崎市と伊丹市で開催される「第37回近畿地連スポーツ大会」の出場権を得る。
近畿地連は4月15日、大阪市内において県本部書記長会議を開催し、2015春闘の集約や大阪市廃止・分割阻止に向けた取り組みについて確認した。
この会議には江崎孝参議院議員も出席し、国政報告が行われた。
江崎孝参議院議員は冒頭、今回の統一自治体選挙における近畿各府県本部・単組の取り組みに謝意を述べ、民主党にとって厳しい結果となったことを真摯に受け止め、今後の取り組みを強化していく決意を述べた。
その上で、今後の取り組みの重点課題として、非正規労働者の処遇改善と雇用確保、沖縄・辺野古基地移転反対の取り組み、集団的自衛権容認反対の取り組み、大阪市廃止・分割反対の取り組みなどを挙げた。
非正規雇用の問題では、今国会に提案されている労働者派遣法改正案が可決されれば、派遣労働者の身分は一層不安定なものになることを指摘した。
また、自民党としては沖縄基地の問題や集団的自衛権容認の先には憲法改正があるとして、そのために大阪市廃止・分割を評価し、維新の党との連携をめざしていると分析した。
一方で、NHKの「やらせ番組問題」やテレビ朝日「報道ステーション」における発言を利用して報道統制がかけられており、非常に危険な動きとなっていることについて具体的事例を挙げて報告した。
書記長会議としては、来年の参議院選挙はこうした安倍政権の暴走に歯止めをかける重要なたたかいであり、何としても勝利しなければならないことを確認し、会議を終えた。
府本部は4月28日、地球のことを考え、行動する「アースデイ」にちなんだ「アースデイコンサート」を、京都市内リバースイート京都鴨川迎賓館で開催。組合員や家族など75人が参加し、京響音楽家労組を含むメンバー5人の演奏を楽しんだ。
第一部はフルート、オーボエ、クラリネット、フォゴット、ホルンの木管五重奏のほか、なかなか聞くことができない、クラリネットとフルートのそれぞれのソロが奏でられた。
ドリンクタイムで、参加者同士で交流を楽しんだ後は、第二部の演奏。
バレエで有名なチャイコフスキー作曲の「くるみ割り人形」から4曲、景気の良い、「天国と地獄よりカンカン」など親しみやすい曲を織りまぜた。演奏曲の特徴など説明もあり参加者は楽しんだ。
府本部は、アースデイの取り組みとして、地球温暖化防止のための国民運動「チャレンジ25キャンペーンや連合が提案する「エコライフ21」を推進し、ライフスタイルの見直しを求める。
いま、橋下市長をはじめ大阪維新の会は、政令市を廃止して特別区を設置する、いわゆる都構想で「二重行政がなくなる」「ワン大阪で景気がよくなる」と夢を振りまいているが、これは全く根拠のないでたらめな話だ。
実際には景気がよくなるどころか、特別区では財政破綻で住民サービスが満足に行えない、市民の負担も大幅に増加する、そんなことが予想されている。
そのうえ、いったん特別区になってしまったら、失敗してももう大阪市には戻れない。だからこそ、住民投票でしっかりと「特別区設置」に反対を表明し、都構想を葬り去らなければならない。
5月10日、「大阪市をなくすな!5・10市民大集会−住民投票で特別区設置に反対投票を!」が大阪市北区の扇町公園で開かれる。5月17日に実施される大阪市を廃止・分割する「特別区の設置」住民投票に向けて、反対への投票を市民に大きくアピールするものだ。
単組へのハガキの取り組みをお願いしている。