草川 美佳
○どのような仕事されていますか
駅務、車掌を経てさらに厳しい研修を終え、今年から地下鉄東西線運転士として乗務しています。
○仕事をして感じること
お客様を乗せて運転しているその重大な責任に、安全がいかに大切か日々実感しています。駅務員の時にあいさつするとお客様から「元気がでるわ」と褒めていただき、がんばる力になりました。
○興味があること
前回出場の大阪マラソンのタイムを縮めること。また、京都マラソンを完走したいです。
○組合のイメージ
最初の印象は面倒かなと思いましたが集会などに参加し、徐々に組合活動を知りました。今では当たり前にある制度は、組合が勝ち取ってきたものと知り感謝していますし、協力していこうと思いました。
○将来の夢
助役など本局の上階級につき、もっと色んな企画を提案し、楽しく多くのお客様に利用していただける地下鉄にしたいです。
○新入職員へのメッセージ
最初は笑顔で元気よく、そこから得ていくことがあると思うので、少しずつでもできることを見つけてみてください。
北尾 想樹
○どのような仕事されていますか
国保年金課で後期高齢、医療の助成制度などをおこなっています。
○仕事をして感じること
市民の方がこられる職場なので、説明がうまく伝わらなかったこともあったりしましたが、誠心誠意伝えることが大切だと感じました。顔見知りになり対応を指名していただくことがあります。その時は、これまでの対応が間違っていなかったと思いました。
○組合のイメージ
組合に加入する抵抗はありませんでした。きっかけは仲間の輪を広げたいと思ったからです。
○将来の夢
後輩たちのためにいろんなことをやってみたいです。市に貢献したいです。
○新入職員へのメッセージ
仕事で失敗をしても、職場の上司・先輩・仲間のフォローがあるので、恐れずなにごとにも積極的に取り組んでほしいです。
田中 周子
○どのような仕事されていますか
青少年活動センターの運営と青少年の育成や支援のプログラムや相談業務をしています。会議室などの施設の貸し出し業務も行っています。
○仕事をして感じること
沢山の人との関わりがあるなか、相手との距離感や、話した一言で関係が変わってしまうことの難しさです。一方でいろんな人と出会い、気に掛けることができてうれしく、楽しくやりがいをもてる大事な仕事です。
○組合のイメージ
昨年に組合役員になり、今までよくわからなかったことを少しずつ知る機会が増えました。
自らの経験を活かし、分かる範囲で他の組合員にも活動を伝えていきたいです。
○将来の夢
いろんな人が自由に集まって、ゆっくり話ができる、子どもも大人も成長できる場を小さい規模でもよいのでつくっていきたいです。
○新入職員へのメッセージ
たくさんチャレンジしてほしい。何かを始めようと提案すれば、職場の仲間や先輩が協力をしてくれるはずです。
府本部と京都環境保全公社労組は4月7日、同労組の結成記念パーティーをホテルセントノーム京都で開催した。25人が出席した。
保全公社労組は、京都市伏見区にある産業廃棄物の収集運搬や処理を行う民間会社の仲間で組織している。会社の一方的で不透明な運営に対する不安を背景に2015年8月に連合京都に相談。2016年3月に結成大会を開き、同6月に自治労に加盟した。
この間、府本部も同席しての団体交渉を行い、賞与率の維持や労使懇談会の設置・異動発令日の変更など、組合結成の成果を得ることができた。
結成記念パーティーで上野委員長は、「組合ができてからの1年で少しずつだが職場の雰囲気は変わってきている。未加入の仲間にも呼びかけ、組合員一丸となってよりよい職場づくりと会社の発展をめざしたい」と力強くあいさつした。
来賓の鍋谷同社取締役社長、廣岡連合京都事務局長、泉ケンタ衆議院議員等から激励のあいさつを受けた。
4月7日、埼玉県狭山市において連合・部落解放中央共闘会議が主催する狭山事件の現地調査・学習会が開催され、府本部青年部から1人が参加した。
身に覚えのない女子高生殺人事件の犯人として石川一雄さんが逮捕されてから、53年が経つ。
半世紀以上の長い闘いでようやく開示されてきた物的証拠により、この2年余りで事件と無関係であることが科学的に証明されてきた。
部落解放同盟中央本部の片岡副委員長は「再審ができれば勝てると言えるところまで来た」と力強く宣言した。また、石川一雄さんは「あと一歩まで来た。あと少し、みなさんの力をお借りしたい」と、振り絞るように願いを訴えた。
現地調査では、事件現場を実際に歩き、1キロメートルの犯行経路を90分かけて歩いたことや、殺害現場から20メートル前で農作業をしていた人の発言がもみ消されていること等、数々の矛盾を肌に感じた。
被差別地域への偏見や権力による根深い闇に対し、諦めることなく闘い続ける難しさとその重要性を今一度噛み締めた。
4月9日、京都府部落解放センターで、戦争をさせない京都1000人委員会が主催する「国会情勢報告と共謀罪に関する学習会」が開催された。
参議院の証人喚問で籠池氏を追及した福山哲郎さんは「時系列に行われてきた人事や政策の背後を分析すると安倍政権の強権的な政治姿勢がはっきりする。森友学園の事件はその権力構造が生み出したもの。夫人付き職員のFAXからしても明らかに政府は関与している。財務省などが記録を廃棄したというのもあまりにも不自然。
また、共謀罪について安倍首相は法改正し条約締結しなければ2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催できないというが全くの詭弁。現在ある法律を整備するだけで、条約締結の要件は満たすことができ、テロ対策も個別法で対応できる。
治安維持法のようにやがては宗教団体や政府批判がすべて弾圧の対象になる恐れがある。廃案に向けて全力で取り組む」と決意を述べた。
続いて、弁護士の大杉光子さんが、共謀罪について詳しい解説と問題点を浮き彫りにした。
大杉さんは「共謀罪は資金や物品の調達も準備行為として対象になる。例えば市民団体が辺野古工事を止める相談をしてATMでお金を引き出す行為も含まれる。
また、実行前の自首には減免や免除があり計画を持ちかけ自首して免れる『おとり捜査』の導入も危惧される。刑法は既遂処罰が原則で例外的に未遂処罰や予備罪処罰があるが、計画段階で処罰しようとするのは刑体系を根本的に変えてしまう。治安の強化ではなく、国民を監視下に置き権力維持を目論んでいる」と安倍政権を痛烈に批判した。
府本部は戦争をさせない京都1000人委員会や平和フォーラムと連携して、署名活動や今後予定されている各種集会に積極的に取り組む。