2018年9月15日・10月1日号(第777号)

組合員なら使わなきゃ損 「組合に入ってよかった♪」の声を増やそう!

第2回じちろう京都共済集会

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府本部は8月31日から9月1日に、第2回共済集会を滋賀県草津市のボストンプラザホテルで開催した。12単組から単組役員や共済担当者ら46人が参加。じちろう共済の制度や推進活動、ライフプランの基礎知識と、共済を活用した仲間づくりの重要性を学習した。

主催者を代表して高橋委員長は「共済はともに助け合う制度。安心を提供しつつ可処分所得(家庭で実際に使える所得)を増やすことで組合員の生活に還元できる。組合員なら入らないと損だ」とあいさつをした。

1日目の研修は、自治労本部の杣谷副委員長が、共済活動の推進に向けてと題した基調提起を行った。組織的課題や共済活動に取り組む意義を報告し、具体的な共済活動の推進方法を訴えた。次に、自治労共済本部の小石経営委員が「自治労共済のスケールメリット」について講演。「共済活動を推進することが@組合員の生活改善、A単組財政の向上、B組織強化につながる。自治労に入ってよかった♪の声を増やそう」と訴えた。

賢い保障でお金が貯まる

2日目は、ライフプランナーの瀬戸家みのりさんが「ライフプランと保障設計の基礎知識」について講演。「賢く、楽しくお金を貯めるには生命保険料の見直しなどお金が貯まる仕組みづくりが重要です。組合員それぞれのライフプランに応じて、@必要保障額と、A適正な保険料の見直しを」と述べ、「生命保険の必要保障額は、独身、結婚や出産、子どもの独立など、ライフステージや家族構成、年齢などで大きく変わります。『掛捨の保険』で保険料を抑え、浮いたお金は別に『積立』をすることがムリ・ムダ・ムラのない賢い保障の入り方です」と説明した。

組合員なら私も入りたい

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また、じちろうのマイカー共済の優位性にも言及。「15%も掛け金が割安であることに加え、万が一の時の失職防止のための弁護士費用等補償特約が付帯されているので、組合員、特に自治体職員は加入した方がいい。私も組合員だったら入りたい」と力説。最後に「じちろう共済のいい制度を知らずに損している組合員を救うことが大切です」と共済推進の意義を訴えた。

共済府支部では『じちろうマイカー見積もりキャンペーン』を実施中。ぜひ一度見積もりを作って今の保険と比べてみよう。大幅に安くなるかも。所属の組合を通じて府支部まで連絡を!

治療と職業生活の両立支援・パワーハラスメント対策を学習

第1回労働安全衛生学習会

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府本部は8月1日、ハートピア京都で第1回労働安全衛生学習会を開催、参加者は8単組17人。

自治労本部労働局の白井桂子法対労安局長を講師に招き「治療と職業生活の両立支援」と「自治労のマニュアルを活用したパワハラのない良好な職場づくり」と題した講演を受けた。

白井局長は、「医療の発達等により不治の病も治るようになってきたが、慢性疾患は増えている。人口減少社会で労働力が不足する中、周りの支えがあれば働き続けられる人が増えており、様々な働き方に対応できるよう就業規則等整備する必要がある」と話し、自分や同僚が突然疾病になった場合を想定した事例を元に対応を検討した。

次に、パワハラ対策について、「自治労の調査では過去3年以内に5人に1人がパワハラを受けている。誰でも被害者や加害者になりうることから、パワハラを事前に予防することが重要だ」と話した。具体的には、組合としてパワハラについての正確な知識や共通の認識を持つことや、アンケートの実施、相談窓口の設置に取り組むと同時に、当局に対して防止策を要求するなど、組合として関与する仕組みをつくることの必要性を強調した。

保育現場で使えるマジックを学ぶ

府本部社福評・京都保育集会

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府本部社福評は8月25日、京田辺市商工会館で2018京都保育集会を開催。6単組23人が参加した。

冒頭、北山健仁議長と府本部の高橋直樹委員長があいさつ。前半の講習は保育現場で実践できるものの習得を目的にマジックの実技。講師はイリュージョニストのGAKUさん。トランプやコイン等を使ったテーブルマジックから、大掛かりな道具を使うイリュージョンマジックまで幅広くこなすマジシャンだ。トランプを使ったマジックをはじめ、コイン、お札、名刺カード、輪ゴムなどを道具にして、初心者でも簡単にできるマジックの仕掛け作りと技、そしてコツを教わった。参加者は、習得したマジックの技をペアで実践したり、皆の前で披露したりして、子どもを楽しませることをイメージしながら学んでいった。

後半は、保育士、幼稚園教諭、学童保育指導員の参加者が4グループに分かれて意見交換。人員不足で休暇が取りにくい状況、気になる子どもの対応や保護者との関係づくり、臨時非常勤職員との関係など、多岐にわたる課題について情報交換した。

最後に、「集会内容を持ち帰り、働きやすい職場をつくっていこう」と全体で確認し、閉会した。

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