組合員のみなさん、4月は職場に新規採用職員が入ってきます。あらためて労働組合の役割を思いおこし、隣に配属された新入職員に組合加入をすすめましょう。
私たち労働者を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。その中で、自分たちが働きやすい環境でなければ、市民や顧客のために良い仕事は決してできません。働きやすい職場環境を作り出すのに、職員一人で声をあげることができるでしょうか。ひとりの思いをみんなの思いとして声をあげることが労働組合の役割です。組合員が少なければ、その発言力・交渉力が低くなります。
問題もなく平穏なときには組合の存在はあまり気にならないかもしれません。しかし、もし何か起こった時、自治労は全力で組合員のみなさんを守ります。
また、労働組合に加入することで利用できる制度があります。例えば、自治労共済。共済はけがや病気の時の万一の保障だけではなく、可処分所得を増やす手段として、利用をおすすめしています。さらに地方公務員の場合、交通事故で起訴されると失職する可能性がありますが、自治労マイカー共済では失職を防ぐための顧問弁護士を利用できる体制を整えています。
私たち自治労は、組合員のみなさんの「働く」「暮らし」「仲間づくり」をサポートします。
自治労は働く人のサポーター
働く仲間が互いに助け合うことで、組合員のみなさんの仕事、暮らし、幸せづくりを全力でサポートします。
「働く」を守る
困ったことは相談を
ライフプランをサポート
「仲間づくり」をサポート
交流、学び
社会貢献活動も実施
府本部労組法適用組合協議会(JIーUP京都)は、3月1日ウイングス京都で第13回情報交換・交流会を開催。9単組27人が参加した。はじめに、岡本府本部書記長から、時間外労働の上限規制の見直しや5日間の年休取得の義務化など、労働基準法改正に対応した取り組みポイントの説明があった。
続いて、「滞日外国人労働者の現状と今後の課題」について、RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)事務局次長の木村雄二さんから講演を受けた。木村さんは、「日本に住む外国籍住民は日本の人口の2%を超え、府内に160ヵ国以上の国籍の住民がいることや、在留資格の種類」などを説明。入管法改定で、外国人労働力の受け入れが拡大されるが、細かい内容は未確定な部分があると指摘するとともに、外国人労働者に対する人権侵害の相談事例が増加傾向にあり、早急な対応の必要性を訴えた。最後に、多民族多文化共生社会と人権尊重の視点で課題を克服していかなければならないと締めくくった。
新規採用者のみなさん、はじめまして。ご入職おめでとうございます。
「岸まきこ」と申します。私は、北海道岩見沢市役所(旧栗沢町役場)に1994年に入職しました。役場は、労働組合に100%加入で、みんなで組合活動するのは当たり前という職場でした。
私も入職時は、新しい環境、初めての仕事に、期待と不安でいっぱいでした。働いていく上では、何らかの困りごとやトラブルが生じるものです。1人では「どうしたらいいのかわからない」と思い悩むことがあるかもしれません。そんな時にはぜひ、身近な労働組合を活用してください。安心して働ける職場環境でやりがいのある仕事ができるよう、解決にむけて力になってくれます。
私は、今夏の参議院議員選挙全国比例区の自治労組織内候補予定者として、「公共サービスの現場に合った政策の実現」と「自治労組合員の暮らしを守る」ため、みなさんの声を国政に届けたいと思います。