総務省は12月21日、「会計年度任用職員制度等に関する調査結果」を公表するとともに、「会計年度任用職員制度の適正な運用等について」通知を発出した。通知ではすべての臨時・非常勤職員について、制度の趣旨に沿った適正な運用が図られるよう、各自治体に適切な対応を求めている。各単組は、適切な運用が図られるよう要求・交渉をお願いしたい。
調査結果は、「地方公務員の臨時・非常勤職員に関する調査」(5月28日付)と「会計年度任用職員制度の施行状況等に関する調査」(7月3日付)をそれぞれ取りまとめたもの。
通知では、応募制限、適切な給与決定、適切な勤務時間の設定等について触れられており、概ね制度の趣旨に沿った運用が図られているものの、まだ対応が十分でない団体があると指摘されている。
単に財政上の制約を理由として、合理的な理由なく短い勤務時間を設定している場合や、給与水準・期末手当について合理的な理由なく常勤職員との差が設けられている場合は、速やかに見直すよう、各単組で要求・交渉をお願いしたい。
なお、会計年度任用職員制度の平年度化による期末手当の支給月数の増によって生じる経費について、財源が確保される見込みとなった。
会計年度任用職員の処遇改善に向け、上記の通知を活用し、各単組は、適切な運用が図られるよう要求・交渉をお願いしたい。
総務省からの通知があっても、当事者の声なしでは処遇改善につながらない。同じ職場で働く仲間として組合加入をすすめよう。
書き損じたり、余ったりした年賀ハガキや、古くなった未投函の官製ハガキなどがあれば、エファジャパンに寄付をお願いしたい。エファジャパンでは寄付していただいたハガキで東南アジアの子ども達のための様々な支援に役立てている。
また、2020年度からは新たに、使用済み切手の寄付も募集中だ。郵便物に貼られていた切手の周囲を約1p程を残して切り抜き、エファ事務所まで直接送付してほしい。寄付を受けた使用済み切手は、専門業者が買い取り、書き損じハガキ同様、様々な支援に役立てることができる。
引き続き、『未投函の書き損じハガキ』や「使用済み切手」の回収・寄付に協力をお願いしたい。
認定NPO法人エファジャパン
〒102−0074 千代田区九段南3−2−2
九段宝生ビル3F
府本部女性部は11月27日、第58回定期大会を京都テルサにて開催。8単組31人が参加した。
はじめに平岩女性部長が「コロナ禍で思うような活動ができない今、できることを精一杯頑張っていきましょう」とあいさつ。高橋府本部委員長より来賓のあいさつを受けた。
議事に入り、一年間の活動を振り返りながら経過報告を行った後、各単組から活動報告を受けた。女性部独自での要求書提出、不妊治療休暇の創設、学習会の開催、機関紙の発行などの活動が報告された。
活動方針では「みんなで集まって考える。要求する。支え合って働き続ける。役員の人材育成や組合活動を活発にしていく」ことを提案し、全議案が全員の拍手で承認された。新役員体制では、平岩美佳さん(京都交通労組)を引き続き部長に選出した。
府本部青年部は11月28日、職員会館かもがわで第54回定期大会を開催。11単組32人が出席した。
冒頭、主催者を代表して中村青年部長(城南衛管労組)は1年間の協力に対する感謝とコロナ禍のため例年通りの活動ができなかったという悔しい想いをあいさつで述べた。来賓の高橋府本部委員長から激励のあいさつを受けた。
議事に入り、執行部による2020年度活動経過報告、2021年度活動方針及び役員体制が提案され、すべての議案は賛成多数で可決・承認された。新部長に選出された垣内龍人さん(木津川市職)は、「コロナ禍で自治体職場および社会は大変な状況。このような時こそ単組間でのつながりを強化する必要がある。活動については工夫しながら、組合員の意見などを参考に進めたい。精一杯努力していくので協力をお願いしたい」と新執行部を代表してあいさつ。最後に団結ガンバローで閉会した。
府本部現評は12月9日、京都テルサで第57回定期大会を開催し、向こう一年間の活動方針を確認した。参加者は代議員や幹事など8単組41人。
開会にあたり、朝岡議長(自治労京都市職)は「新規採用者の凍結、組合役員の成り手不足など現業職場を取り巻く状況は厳しいが、慣例や前年踏襲の組合活動だけではなく、組合員のためになる活動を模索しなければならない。コロナ後の新しい時代に即して、若い人達の意見・行動を参考にしながら新しい組合活動の取り組みを進めよう」とあいさつ。高橋府本部委員長から激励のあいさつを受けた。
議事に入り、執行部から2020経過報告、2021活動方針案、役員体制案を提案。質疑討論を経てすべての議案は拍手で承認された。橋本副議長の団結ガンバローで閉会した。
府本部社福評は12月14日、京田辺市商工会館で2021年度総会を開催した。参加者は8単組16人。
冒頭、寺田議長(八幡市職労)が「保育や学童の現場では接触や対面が避けられない中で日々感染リスクと闘いながら頑張ってきた。京都保育集会が開催できない悔しい年だったが、全国集会がウェブ開催となり参加しやすくなった。アフターコロナを見据えた働きやすい職場づくりのチャンスと捉え、よりよい環境をめざして取り組みたい」とあいさつ。府本部の高橋委員長から、「奮闘するエッセンシャルワーカーの処遇改善を求めて京都府等に要請していく」と激励を受けた。
議事に入り、2021年度活動方針として、コロナ禍の中、社会福祉職場の実態と職場の課題を把握するとともに、介護、子ども、障害者、生活保護、児童虐待等の分野ごとの課題に対しても必要な取り組みを進めていくことを提案し、全体の拍手で承認された。
府本部女性部・青年部は12月8日、四条河原町交差点で平和な世界をめざす「8の日行動」を行った。参加者は7単組12人(内女性10人)。
79年前の12月8日、太平洋戦争が開戦し多くの命が失われた。一人ひとりのかけがえのない命を奪う戦争を二度と起こさないよう、この事実をたくさんの人に知ってもらい、戦争について考えてもらうために、私たちは街頭に立ち反戦の思いを語りかけた。
今年はコロナ禍のため、積極的なチラシやティッシュの配布はできなかったが、多くの市民が活動に目を留めた。わずかな時間であったが、「今の平和な日常が当たり前のものではない」ことや「世界のどこかでは争いがあり苦しんでいる人がいること」などを感じ、考えていただくきっかけを与えることができたのでは。
戦争が身近に感じられない現代だからこそ、一人ひとりが戦争について考え、平和な世界を今後もめざしていく。